2023年3月20日
弊社では多くのWordPress関連記事を公開していますが、その中でも
【よくある質問】担当者がいなくなり、PHPのバージョンやMySQLサポート切れの可能性があります。チェック可能ですか？
上記記事を見て頂き、お問合せ・発注頂いたケース。
クライアントの当初のお悩み
そもそもWordPressのバージョンやプラグイン個数、PHPのバージョンが不明なので調査し、クライアント側で状況を上司含む社内で意識の統一を図りたいとの事。
よく依頼を受ける内容のため、NDA締結後に作業を開始。
確認・対応内容
- WordPressのバージョンが古すぎる部分を最新版へアップデート
- プラグインが多すぎる＆開発停止プラグインの削除、アップデート
- 利用ユーザー多い状況を把握していなかったため、適切なアナウンスページがなく解約率が多くなっていた
サイト状況の共有①アクセス数
GA4が埋め込まれている状況であったが、誰が所有しているのか不明なため、新たにGAを設置
2週間だけのスコアでユーザ数が5000以上、かつダイレクト（SMSやメルマガが多い）
クライアントのもう一つの問題：Webに問題解決箇所を記載しているのに、ユーザーから電話ばかり（若干クレームが多い）来る状態が把握できていなかった＝Webにその問題を解決するページに簡単に誘導できていない構成
サイト状況の共有②検索クエリ
①の状況も踏まえ、更新はしていないが、10年近く保有しているサイトのため、様々な関連キーワードで上位多数。ただ、ネガティブなワードばかり＝アクセス数を把握した事で露見した、解決するページが見つかりにくい点も合致。
全て負の悪いイメージに思えるかもしれませんが、これは簡単にユーザーのフラストレーションを軽減できるわかりやすい状況でした。
問題解決はサイト構成、アクセス解析ですぐに見つかるので、即座に該当ページにユーザーへの適切なメッセージ及び、動線設計構築で既存のお悩み解決＆運営方針が定まる結果に。
クライアント窓口の方が問題があれば、すぐやる！というスタンスであったからこそ出来る事ですが、これが出来るのは素晴らしい企業様です。
このように、大きなリニューアルが問題を解決するであろう。とお考えの企業様も多くいるのですが、既存の顧客動向、自社へのイメージなどクリアできる状態であれば、まずクリアし、単純ですが
見られているページから見せたい、解決内容が書かれているページに確実誘導する
を採用した構成でリニューアルするのがユーザーに対しても迷いがなくなり、企業サービスのイメージがプラスになります。
リビジョン株式会社では、WordPressのバージョンアップ、サイト状況レポート、サイト運営サポートなど幅広く対応しておりますので、お気軽にフォームよりご相談ください。