これからオンラインショップを開設する場合に検討したいECプラットフォーム4選

2022年10月10日

日本を含め、これからも電子商取引に関する市場(EC市場)はさらに伸びる事が予想されている中で、一度もECサイトを運営した事がない企業・個人がこれからどのECプラットフォームでECサイトを構築・運営していくかは一番の悩み。

ECサイトはプラットフォームが重要ではなく、Webサイト同様、『続けていく事』が一番重要です。
始めることは誰でも可能なだけに、続けて行けるパートナー(弊社のような制作会社やサポート制作会社)も見つける事が大切です。
外部サポートとして運営費用を捻出できる場合は、外部パートナーを見つける。自社の場合はEC経験がある人材を確保してください。

それではまず、現在(2022年)のEC世界シェアをご紹介

以前の記事、ECシステム(eCommerce)日本シェア率でもご紹介していますが、日本と世界シェアは言語の違いもあり、もちろん同じではありません。

この中でも比較的シェアが高いECプラットフォームと期待のECプラットフォームを世界シェアと含めECプラットフォーム4選をご紹介。

Volusion


https://www.volusion.com/
新しいプラットフォームが好きなWeb、ECに関わる人たちを魅了するかもしれない『Volusion』

以降でご紹介する各種プラットフォームよりサービスが包括的なわけではなく、知名度も今は劣っています。
ただ、素早く構築できるEC選択肢の1つとして頭角を現しています。

Volusionが一番売りとしているのは、定期購読などの継続的な支払い処理。サブスクリプションボックスや類似ビジネスに最適。

他の一部のプラットフォームでも、同じシステムを構築することはできます(WooCommerceにはサブスクリプションプラグインも可能)。
ただ、そのような機能を自分で選ぶ必要やセットアップがあり、追加費用がからない点はVolusionの一つの魅力。
完成度の高いフリーのテーマも多く揃っています。

Volusionは使いやすさに重きがおかれています。
簡単に使えるドラッグアンドドロップサイトエディタ(ノーコード)が組み込まれているため、サイトの要素を自由に並び替える事が可能。
必要最低限のシンプルさは、初めてECサイトを構築する人には悩む事なく運営できるECプラットフォーム
ただ、今のところ日本語未対応のため、海外展開でのみ運営するケースにおすすめです。

主な機能

・ノーコード
・取引手数料なし
・帯域幅に制限なし
・レスポンシブテーマ
・サブスクリプション支払い処理

料金

・パーソナル:月額29ドル
・プロフェッショナル:月額79ドル
・ビジネス:月額299ドル
・プライム:見積もりベース

Shopify


今や絶対的シェアNO.1、WooCommerceの牙城を崩さんとばかりにシェアが毎年伸びているShopify
魅力はやはり大きな機能をつけなければとても簡単にリリースできる事と、管理画面の操作性も抜群。

Shopifyは、ECサイト運営の際の設計やコーディングが苦手&使いたくない人にも最適です。
魅力的なテンプレートベースで構築するので、テーマを選択して情報を入力するだけで運営がスタートできます。

特別な見た目、クリエイティブなウィジェット、ナビゲーションの最適化まで求める場合は大きな費用がかかりますが、とにかくECサイトをスタートしたい。という場合は現時点(2022年)で一番弊社も推奨しています。

運営だけに集中したい人にはとても理想的。Shopifyには、様々なタイプのプロモーション方法もあり、ECサイトに必要な機能が包括的に備わっています。

主な機能

・使いやすいインターフェース
・テンプレートスタイルのデザイン
・すぐに使える機能
・アプリストアから様々な機能を追加可能(料金は各アプリに依存)

料金

・Shopifyライト:月額9ドル
・ベーシックShopify:月額29ドル
・Shopify:月額79ドル
・アドバンスドShopify:月額299ドル
・Shopifyプラス:月額2,000〜40,000ドル

BigCommerce

BigCommerce
BigCommerceは、幅広い商品を扱う大企業や店舗、あるいは近々拡張を計画している小規模な店舗のためのECプラットフォームとして人気。

洗練されたECプラットフォームであるBigCommerceでは多くの機能も利用可能。
プロ向けに作られているため、今回ご紹介する他のツールよりも高度な機能が利用できます。

カスタマイズをするのが好きで、既にWebデザインの最適な構築方法をよく知っている場合はとても便利ですが、同時に使いこなすまでが大変な部分も。
BigCommerceは、新規ユーザーのオンボーディングプロセスには力は入れていますが、今回ご紹介する他の通販システムほどユーザーフレンドリーではありません。

機能が充実している分、料金もそれなりかかります。
開設したばかりの小さなお店の場合は必要ない機能もあり、ランニングコストを払う価値があるとはなかなか思えないかもしれません。

こちらのプラットフォームも日本語未対応

主な機能

・大量の商品を販売できる
・細かいカスタマイズが可能
・セキュリティ強化策がある
・移行とインポートのオプションあり
・ビルトインのSEO強化機能
・コンバージョン率向上のためのツール
・取引手数料なし

料金

・BigCommerceスタンダード:月額95ドル
・BigCommerceプラス:月額95ドル
・BigCommerceプロ:月額95ドル
・BigCommerceエンタープライズ:個別見積り

WooCommerce


CMSとしても世界シェアNO.1であるWordPressのプラグイン『WooCommerce』
歴史も長く、多くのECプラットフォームが出てきてもその座を譲る気配は今のところありません。
牙城を崩せるのはShopifyのみかもしれませんが・・・

最も人気のあるECプラットフォームの1つであるWooCommerceは、通販サイトに最低限必要な機能が最初から全て揃っており、オープンソースのため無料。
欠点は自由度が高いため、大きなカスタマイズをするとアップデートが大変な部分。

その欠点を補ってあまりあるほどの魅力は、どのWordPressのプラグインやテーマでも適用でき、WooCommerce専用の拡張機能やプラグインも多数存在する事。

WooCommerceの欠点は、WordPressの欠点と同じでセキュリティ部分に悩んでしまう場合は、サイトのセキュリティと顧客の財務データを取り扱うことのできる適切なホスティング企業がいなければ相当なリスクになります。

主な機能

・ほぼ全てのWordPressプラグイン機能
・WooCommerce専用のプラグインと拡張機能
・無制限のコンテンツ作成
・無制限の商品取扱い
・強い検索対策

料金

・無料(ただしホスティング費用は別途支払う必要あり)
・必要な機能により


ECサイトのプラットフォームはシェアでもわかるように、とても多く存在しています。
日本国内でECを展開していきたい場合は、日本が提供している素晴らしい通販システムを使う。というのも間違いではありません。
弊社でも多くの日本国内サービスでECサイトを構築しております。

ECサイトの売上を伸ばすために自社のECサイトとどれが相性がいいのか?という部分をしっかりと検討し、運営体勢を確保できればどのプラットフォームでも売上は担保できるはずです。
地道な作業も多いECサイトですが、より多くの消費者に製品を購入して頂くためには、マーケティングを怠らず、間違ったプラットフォームの選択をしないようご注意ください。

リビジョン株式会社ではECサイトのShopify構築、運営サポート、ECサイトへの広告誘導、アクセス分析なども提供しておりますのでお気軽にお問合せください。


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