2023年6月22日
Googleは、Search ConsoleにInteraction to Next Paint(INP)レポートを追加することで、2024年のCore Web Vitalsアップデートに備えるとアナウンスされています。
Google公式:https://support.google.com/webmasters/answer/9205520
すでにサーチコンソールを確認しているサイトは以下のようなアナウンスがされていると思います。
新しいINPデータは、来年のアップデートに備えてウェブサイトの所有者を支援する Search Console レポートで表示されます。
コアウェブバイタルレポートは、サイトでの実際のユーザーエクスペリエンスを反映し、ウェブページのパフォーマンスを洞察するために設計された堅牢なツール。
レポートでは、URLのパフォーマンスを3つの大まかなカテゴリに分類しています: 「Good」、「Needs Improvement」、「Poor」の3つに大別され、ユーザー体験を評価するシンプルかつ効果的な方法を提供するとの事。
遅延のみを測定するFIDとは対照的に、INPはページの全体的な応答性を測定する総合的なアプローチをとっています。
INPスコアが悪い場合、画像のクローズアップなど、期待されるアクションがユーザーとのインタラクション後に時間がかかりすぎることを意味する。
一方、INPスコアが良い場合は、インタラクション後のビジュアルフィードバックが早く、ユーザーの入力が処理されていることを意味します。
理想的なINPスコアは200ms以下ですが、200-500msのスコアは改善の余地があり、500msを超えると悪いと判断されてしまいます。
INPの最適化には、スクリプトの読み込み、リソースのフェッチ、ページを正しく表示するためのHTML/CSSの解析に関連する遅延の削減が含まれます。
複雑なインタラクションの場合、重要なのは最初の視覚的フィードバックを提供すること。ユーザーを無視するようなオーバースペックな表現の評価は下落する見込み。
スピードとパフォーマンスのために最適化されたウェブサイトは、すぐに良いINPスコアを見ることができるはずです。しかし、これらの指標を積極的に監視していないウェブサイトは、問題が発生する可能性があり、変更が実施されると順位が下がる可能性があります。
Webサイトを制作する際、CMSやASP、何で作ろうが、今後のWebサイトの指標の一つとしては相変わらず表示速度となりそうです。
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