Google広告の料金相場はどのくらい?適切な運営と予算の決め方

2023年3月13日

検索連動型広告やYouTubeでの動画広告など、各種プラットフォームに広告を配信できるGoogle 広告。Google 広告に入稿する際に「入札単価の上限額は?」「予算をどのくらいに設定すれば良いのか」と悩むことが一番多いかと思います。

予算や入札単価について、公式サイトに事業カテゴリや商品カテゴリなど記載があるわけではなく、具体的な数値と望む成果をイメージするのはとても難しいものです。

そこで本記事では、Google広告の料金相場や課金方法、予算の決め方をご紹介。
料金の仕組みや設定方法を理解し、Google広告の効果を最適化し、Web広告から事業に与えるイメージや業績を最大化しましょう。


Google広告料金相場はどのくらい?

まず、弊社のような運営代理店に依頼した場合は、出稿料金のほかに手数料が必要です。

出稿料金の相場

リスティング広告(検索連動型広告・ディスプレイ広告)を出稿する場合、市況状況、商品やサービスの種類によって金額が大きく異なります。

実際に予算案を出す際は、インプレッションやコンバージョンなどの成果と入札単価のバランスを見極めながら考える必要があります。

弊社で対応しているケースを例にあげると、小規模事業者の場合は、まず5万円程度からスタートし、費用対効果を見ながら徐々に予算を増減するのも方法のひとつです。運営方法は幾通りもありますので、事業内容と合わせ、かつエリアなども踏まえ最適解へ。

運用を代理依頼した場合の手数料の相場

広告代理運用を依頼する場合は、もちろん手数料が発生します。
手数料は、定額型・成果報酬型・手数料率型の3種類に分かれるケースが多いですね。

定額型や成果報酬型の場合
広告代理店によって手数料に大きな差があります。
月額料金は2~6万円、初期費用は5~10万円が目安です。

手数料率型の手数料は、広告費のおおよそ20%が相場
基準となる広告費は2種類あり、手数料を差し引いた出稿金額を「ネット」、手数料を合わせた全体の予算を「グロス」と呼びます。

例えば、グロス金額を基準とする場合、予算(グロス)が30万円であれば、20%の手数料を差し引いた24万円が出稿額(ネット)となります。

反対にネット金額を基準にすることもあります。その場合は、出稿金額に20%が上乗せされるため、出稿金額(ネット)が25万円だとすれば、予算(グロス)は30万円(25万円+手数料20%)に。

手数料の基準は広告代理店によって異なるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
リビジョン株式会社では、初期費用なし、10%から20%手数料としております。


Google広告の料金体系

Google広告の料金は、広告主が選択する課金方式によって異なります。
採用する課金方式は次の4種類。

課金方式料金発生のタイミング
クリック課金 Cost Per Click/CPC広告が1回クリックされるごとに料金発生
インプレッション課金 Cost Per Mille/CPM広告が1,000回表示されるごとに料金発生
コンバージョン課金広告を通じてコンバージョンが発生するごとに料金発生
広告視聴課金 Cost Per View/CPV動画広告が1回視聴されるごとに料金発生

クリック課金(CPC)クリック単価相場 50円〜1000円

クリック課金とは、広告が1回クリックされるごとに料金(クリック単価)が発生する課金方式。
Webサイトやランディングページへの流入数を増やしたい場合に有効。
Google 広告のクリック単価は、市況状況にもよりますが、50~1,000円が相場とされています。

また、Google 広告では上限クリック単価を設定可能に。
設定しておくと1クリックあたりの上限額を決められるため、予算を超えてしまう心配もなく、クリック課金は設定が比較的簡単でもあり、王道でもありますが、少し運営を間違えるとかなりの金額になるのでご注意を。

また、コンバージョンにつながる可能性に応じて入札価格を自動調節する「拡張クリック単価」を設定できるのも特徴。


インプレッション課金(CPM)表示回数相場 10円〜500円

例えば、広告が1,000回表示されるごとに料金(インプレッション単価)が発生する課金方式。
予算の範囲内でたくさん広告を表示できるため、潜在層に向けたアプローチやリーチ拡大を目的とする場合に向いています。

インプレッション単価の相場は、市況状況にもよりますが、1,000回表示につき10~500円が目安
ほかの課金方式に比べてコストが安く、初めてGoogle 広告を出稿する方でも取り組みやすいのもメリット

ただし、どちらかというとCMに近いので、受動的ユーザー向け。という形になるので、直接的な成果につながりやすいクリック課金やコンバージョン課金のほうが、費用対効果の面で優れているケースもあります。そのため、インプレッションを増やしてリーチを拡大したい場合はインプレッション課金、ユーザーのアクションを求める場合はクリック課金やコンバージョン課金と、状況に応じて使い分けるようにできるのがベストです。

予算が少ない場合は、その事業の目的が広く認知なのか、問合せや購買なのか?という部分でも考えて頂けるとわかりやすいかと思います。


③コンバージョン課金 相場なし

コンバージョン課金とは、広告を通じてコンバージョンが発生するごとに料金(コンバージョン単価)が発生する課金方式です。コンバージョンが発生しなければ、たとえ広告がクリックされても費用はかかりません。

尚、どのアカウントでも利用できるわけではなく、利用するには過去30日間に100件以上のコンバージョンを獲得している必要がないとNGといった、予算が少ないと利用できない可能性があります。

広告費や扱う商材によってコンバージョン単価が大きく変動するため、目安となる金額はなし。


広告視聴課金(CPV)相場は4円〜7円程度

動画広告が1回再生されるごとに料金(広告視聴単価)が発生する課金方式。
媒体ごとに料金が発生する視聴時間が決まっており、Googleが運営するYouTube広告では、視聴者が動画を30秒見た時点で料金が発生。

これまでの動画広告は、主にクリック課金とインプレッション課金が採用されていました。時代が進むにつれて動画広告を出稿する企業が増えると、今度は「どのくらい動画広告を見てもらえたか知りたい」という需要が高まり、その効果を計測するために広告視聴課金という仕組みが誕生しました。

広告視聴単価の相場は、動画1視聴あたり4~7円程度とされています。


少し端折って紹介しましたが、この4つだけでもパートナーとなる企業と、しっかりとしたルール決めや折衝を行う事で少額でもよりよい結果が出ますので、パートナー選びは慎重に。

リビジョン株式会社では、複数のWebメディアを運営している事もあり、Google広告含むマーケティングでホームページの目的を達成させる事や、認知度向上施策にとても精通していますので、検討中の場合はお気軽にご相談ください。


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