2022年12月16日
2022年も残り僅かとなってきましたが、1年の総まとめとして、リビジョン株式会社の失敗事例をご紹介。
業種問わず、どのWebサイトも成功事例ばかりで失敗事例がありません。
失敗事例を公開するメリットがないので当然ですが、当社Webメディアの一部より失敗事例をご紹介。
当社のようなWeb制作会社はもちろん、企業は様々なWebサイトを保有し、展開しています。
多種多様なWebサイトを保有する事は、自社でマーケティングノウハウが得られる事もそうですが、コーポレートサイトではIRなど『読ませる』コンテンツがメイン・目的なのでリッチな表現は極力最小限、特定製品のみにフォーカスしたい場合は、ブランディング用としてサイトを保有するケースが一般的ですね。
当社では、自分の好きなモノ・コトについてのメディアを0から作る。というタスクが1年のスケジュールの中で盛り込まれています。
技術的には、ベテランでも忘れていた知識を思い出す事になり、新人は実作業でミスを抑止できるようになるメリット、そして会社としては、ある一定の目標スコアを達成できれば事業や提携が増える。というメリットだらけのように見えますが・・・
コロナの影響で旅行系メディアや一般的なライフスタイルに関するWebメディアは総じてアクセスがなくなりました。以下も例に漏れずでした。
このメディアは500ページ以上、目標は月間ユニークユーザー5000以上集める事。
【失敗1】2019年の感覚と同じ運用、テコいれをせず行えばさほど問題ないだろう。
とクライアントサービスではなく自社サービスであるからこそ高を括ってしまった点が【失敗2】へ。
【失敗2】アクセス数が1/30に減ったので、設計とデザインで変わるだろうと安易な考えでリニューアルを行う点で【失敗3】へ
【失敗3】ほんのりと増加傾向がみられるが、設計とデザインを変える事でそもそも提供している内容は変わらないのでアクセスが上がるはずもなく、むしろリニューアルで構造が変わってしまった事により、自然に伸びていく芽を自社でつぶすことに。
収益化しなければいけないWebサイトや、運営費や広告費がかかりすぎているサイトは【失敗2】の時点で自社にマイナスが続くと判断した場合、クローズするケースが多いです。
完全に元に戻すのはほぼ不可能と現時点で当社では判断していますが、変えてしまったものは仕方なし。元に戻すのではなく、変えたところを伸ばしていく施作へと変更し、上図のように戻り気配にはなっています。
もし既存企業のWebサイトでこのような結果を出してしまう場合は一番NGです。
・アクセス減ったから安易なリニューアル
・既存人気コンテンツの把握忘れ
・導線設計破壊
などを考えず『見た目を変えたい』というだけでリニューアルを検討している場合は今一度、自社サイトの状況を確認してください。
次回は成功事例をご紹介予定となっておりますので、お楽しみに!
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