WordPress 6.8の「Cecil」正式リリース。新機能(セキュリティ強化、パフォーマンス改善、エディターの機能性向上など)

2025年4月17日

WordPressの正式メジャーバージョンアップ、「Cecil(セシル)」がリリースされました。WordPressは毎回、ジャズシンガーの名前を使うのですが、今回は日本でもコンサートを行ったセシル・テイラー。やはりWordPressはCMSという括りでは脆弱性など様々言われますが、こういったちょっとした遊び心は永久に使いたいCMSだなと思わせてくれます。

閑話休題

WordPres 6.8についての改善点

スタイルブックがより見やすく、またいくつかの新しい技が加わりました

スタイルブックは新たな構造と明確なラベルを備え、色やタイポグラフィー (サイトのほぼすべてのスタイル) を一つの場所で簡単に編集できるようになりました。

さらにスタイルブックはeditor-stylesをサポートするか、theme.json ファイルを持つクラシックテーマでも表示できるようになりました。 外観 > デザインからスタイルブックを開き、CSS を編集したりカスタマイザーで変更を加えたりする際に、テーマの進化をプレビュー可能に。

エディターの改善点

データビューでオプションを確認しやすくなり、クエリーループから先頭固定表示投稿を除外することも可能に。
さらに、編集作業をよりスムーズにするための細かな改善がエディター全体に多数加えられています。サイト制作が、これまで以上に快適に進められるように。


アクセシビリティの改善

100以上のアクセシビリティに関する修正と強化が、WordPressのさまざまな体験にわたって行われています。このリリースでは、すべての同梱テーマへの修正、ナビゲーションメニュー管理やカスタマイザーの改善、ラベル表示の簡素化などが含まれています。ブロックエディターには、ブロック、データビュー、そして全体的なユーザー体験に関する70以上の改善が加えられた。

パフォーマンスの向上

WordPress 6.8には、編集から閲覧まですべての操作を高速化するための、幅広いパフォーマンス修正と強化が含まれています。投機読み込みに加えて、WordPress 6.8では特にブロックエディター、ブロックタイプの登録、クエリーキャッシュに注力しています。

WordPressでのAI構築、WooCommerceのロゴリブランディングと本来のWeb + ECサイトの組み合わせも強烈にパワーアップしています。

アップデート情報が多すぎるので、まずは今回のWordPress6.8の情報をしっかりと見直しておきましょう。既存プラグインで干渉してしまうプラグインがあれば、それは古すぎ、開発停止であったり、脆弱性が出ているものなので、必ず改善しましょう。


リビジョン株式会社は100サイト以上のWordPressのバックエンド構築、不具合などを解消しております。WordPressでサイトを構築したい。不具合を治してほしい。など合った場合はお気軽にフォームよりご連絡ください


その他、WordPress関連記事


CMSのシェア変化について

ここ最近、大きく変化が続いています。BtoBとCtoCはまったく別ものとして、以前ご紹介していたように近日中にCMSのシェア状況、AIをつかう前提としたWebマーケティング、使わないマーケティングの成功事例などアップ予定です。

どのCMSも魅力たっぷりですが、どれを利用するかは事業規模、運営スタイル、長期的目線なのか?など最適なものを提案可能ですので、お気軽にお問い合わせください。


Recent Entries

YouTubeのオートダビング機能(AIで自動翻訳され吹き替えになるAIダビング機能)を停止する方法
サイト接続時、プライバシーが厳しくなっていく中で、プライバシー重視のGA4代替ツール
《5/16(金) 18時まで!》支援額最大100万円『カラーミーショップECサイト導入支援金』『カラーミーショップECサイト導入支援金』のスケジュール一覧
オンラインショップもSEO対策を。上位表示を目指す手法
Googleが詐欺から検索者を守る方法のアップデートアナウンス


CONTACT

Webサイトリニューアルから新規ホームページ制作・運営・保守まで、目的達成を実現いたします。
各種Webサイト・ECサイト制作、広告代行に関するご相談、ご質問などお気軽にお問合せ下さい。

Tel : 03-5324-2318 / Email : info@reinc.jp

各種お問合せはこちらから