Googleがウェブ・バイタル拡張機能を廃止、すべてをDevToolsに移行

2025年1月18日

『選択』と『集中』というのは事業にとって大切な事ですが、変化の速度は異常に速く、未来永劫続きそうなサービスも終了したり統合したりと2025年も大小関わらず変化が起こりそうです。

概要


GoogleはChrome 132のリリースに伴い、Web Vitals Chromeエクステンションを正式に終了。

主要機能はすべてDevToolsのパフォーマンスパネルに完全に統合され、コアウェブバイタルを測定するための最適なツールになったとアナウンス。

約20万人のユーザーがこの拡張機能を使用していましたが、Chromeチームは、サイトパフォーマンスをデバッグするための、より強力で一元化されたプラットフォームを提供するDevToolsのみに集中することを決定。

DevTools廃止の理由

Web Vitalsエクステンションは、初期のCore Web Vitalsモニタリングに最適だったが、DevToolsも同じ機能、そしてそれ以上の機能を提供するようになったためとの事。

すべてをDevToolsに移行することで、Googleは開発者によりシームレスなパフォーマンス最適化ワークフローを提供。

DevToolsの新機能は?

これらの新機能により、DevToolsは、エクステンションの機能に加えて、高度なデバッグ・ツールもすべて一箇所で提供する事に。

開発者は次に何をすべきか

まだWeb Vitalsエクステンションを使っている場合とこれからも使い続ける場合に移行ガイドも作成されているので、DevToolsに乗り換えるべきであるとアナウンス

移行できない人のために、Googleは拡張機能のローカルコピーを維持するための手順も共有されています。

ただし、拡張機能に紐づいているCrUX APIキーは間もなく失効するため、CrUX APIドキュメントから新しいキーを生成しない限り、フィールドデータの統合は壊れる可能性もあるとのこと。


DevToolsを開発者にとって最高のパフォーマンス・モニタリング・ツールにするというGoogleのコミットメントを示すものとされ、パフォーマンスパネルはコアウェブバイタルから高度な診断まですべてをカバーし、さらなるアップデートが予定されているとの事なので、利用しているユーザーは早めの移行を推奨致します。


Google公式アナウンス

https://developer.chrome.com/blog/web-vitals-extension-merged?hl=ja

GitHubリポジトリ


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