デジタル庁がDrupalを採用。CMSって何?CMSのデメリットメリットは?今だから再度確認したいCMS

2023年12月15日

デジタル庁がDrupalを採用した事で主にX(旧Twitter)では賛否が起こっています。
どのCMSを導入するか。ノーコードを選択するか。などは様々な事情、運用体制、企業によっては予算とご担当者様が使いやすいかなど様々な要素があるので、どれが一番。というものはないのですが、前職で『◯◯◯というCMSを運用していた』『各CMSの管理画面を操作してみたら◯◯◯は使いやすかった』などの理由で導入するのは間違ってない方法です。

ただ、気をつけて頂きたいのはアップデートはあるのか。コミュニティは活発か、技術者は豊富か、引き継ぎは簡単か。サポートは?など他にもCMSの選定には大事な要素が多くあります。

そもそもCMS(コンテンツマネジメントシステム)とは?

コンテンツ管理システムの略で、ウェブサイトやウェブアプリケーションでコンテンツを管理するためのソフトウェアやツールのことを指しています。
CMSは、ウェブページの作成、編集、更新、削除などがとても容易にする事が出来る設計となっています。
世の中にあるブログツールもはるか昔にリリースされたCMSをベースにブログツールとして利用されていたりもします。

日本のCMSシェアランキング

CMSという括りだけでは当面変わりそうもないのですが、世界シェアNO.1は相変わらずのWordPress(ワードプレス)です。では日本のシェア、その他CMSはどのようなものがあるかここでおさらいもかね、W3Techs.comと合わせ確認してみましょう。
参考:https://w3techs.com/technologies/overview/content_management


WordPress(ワードプレス)

日本国内外でも非常に人気がある、オープンソースのCMS。正しいプラグインを利用する事でコミュニティサイト、ECサイト、マッチングサイトも構築可能。
一般的には多くのウェブサイトやブログという形で使用されています。

CMSを使わないで構築するWebサイトが増えた事により、比率だけ見るとシェアは圧倒的に伸びています。


Shopify(ショッピファイ)

今やECサイトを作る定番中の定番ですので、説明不要かと思いますが、Shopifyでも当然ですがブログやEC以外のページを作る事も可能です。
弊社もそうですが、日本ではパートナーが増え続け、出店数も多く、シェアも毎年増え続けている※厳密にはSaaS(Software as a Service)の要素を組み合わせたプラットフォーム


Drupal(ドルーパル)

なつかしくもあり、新しくもあるかもしれないDrupal(ドルーパル)
大規模サイト、ECサイト、多言語サイトにも対応できるCMS

当然、WordPress同様、キーワード検索、カテゴリ検索、掲示板、ブログ、コメント、RSS配信、投票、多言語化など機能は豊富。そしてこちらも各種CMSと同じくモジュールも豊富なため、カスタマイズが自由自在。

ただし、現状日本コミュニティは活発ではないので、デジタル庁が使っているから!といきなり導入するのは知見がないとかなり難しいCMSです。


その他にも、Movable Type、Joomla!、a-blog cms、Concrete CMSなど素晴らしいCMSは多くありますので、機能は豊富ではなくともいいが、簡単に更新できるツールを。という場合はシェアの通りWordPressの未だ独壇場です。

2024年にWordPressの管理画面が大幅に変更されるとリリースされていますので、これからCMSに移行する企業、導入をご検討の企業はお気軽にご相談ください。


おまけ DrupalはECサイトにも対応

コスメ系でチェックしている方も多いかもしれませんが、人気のコスメでもある『ボビー・ブラウン』
https://www.bobbibrown.jp/ や『M·A·C(マック)』https://www.maccosmetics.jp/ もDrupalを長い事使い続けているコスメブランドです。

リビジョンでは各種CMSに対応しております。


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