2024年6月23日
企業が多様な地域市場に対応するにつれ、ローカライズされたウェブサイト間での重複コンテンツの扱いは、SEOの専門家やデジタルマーケティング担当者にとって懸念事項に。
Search Relationsチームのメンバーであるジョン・ミューラーは、Googleが毎月開催しているSEOオフィスアワーの最新回で、この問題を明らかにした。
Googleはローカライズされたウェブサイトの重複コンテンツにペナルティを与えるのか?
「答えはノー。ローカライズされたコンテンツは重複コンテンツとはみなされません」
とはいいつつも、ここ最近国によって様々な規約が異なってきている事は運営サイト、サポートサイド含め不安な部分かと。
Googleは歴史的に、過剰な重複をランキング操作の試みと見なしてきたため、重複コンテンツはとうぜんながら懸念事項の一つであるのはかわらない。
ミュラーの回答は、複数の地域で事業を展開する企業は、翻訳や文化的なカスタマイズを通じてコンテンツを特定の地域に適合させなければならないことを認めている。
弊社でも日本のローカライズは反応が人口比率でもイマイチであるが、シンガポールは数値だけ見ると50倍などもあったりします。
ローカライズされた重複コンテンツは、グローバルなオーディエンスにカスタマイズされた体験を提供するという目的を果たすため、許容されると考えられているので、NGラインとOKラインの判断は、ポリシーを守りつつ、グレーな手法などは一切使わず、王道が間違いない事は昔からかわらないという形になりますね。
やや矛盾点もありますが、ここだけを読む限りは別の方法で運営した方がいいのでは?とおわかりになられる方もいれば、意味がわからない。というケースもあるので、ガイドライン含め、今まで通りで特段大きな変化はないと認識してもいいかと思います。
ガイドラインとしては、無差別に場所を越えてコンテンツを複製することを一律に認めているわけではない事は最重要。重複コンテンツは特定のページでは容認できない。
地域固有のページには、自社のサービスやソリューションが、その特定の地域の顧客のニーズにどのように応えているかについて、独自の説明を含める必要が当然ながらあります。ここでの重複コンテンツは、相反するシグナルを送る可能性あり。
新しい都市や都市圏での知名度を狙う場合は、地元のランドマーク、周辺の郊外、顧客の声など、地域に根ざした詳細を盛り込んだ新鮮なコンテンツを作成しなければならない。
ターゲットとする都市のトレンドトピックやリアルタイムのイベントに合わせた、超ローカルでタイムリーなコンテンツを作成する機会を活用する事。リスト、ビデオ、インフォグラフィックなどのフォーマットが望ましいとされています。つまり今まで通りより、よりプラスアルファを求めているとなってしまいますね。
この一連のミューラー氏の発言は、ローカライズされたバージョンを維持するウェブサイトにとって、潜在的なペナルティに対する懸念を軽減するものとして重要であると伝えられているので、闇雲に意味のないコンテンツは完全にインターネットから消え去る可能性も考えられますが、突然変化が起こった場合は、ほぼペナルティとなるわけなので、継続する場合はペナルティ範囲か見直して運営する事を推奨いたします。
その他、気になる場合は英語ですが、オフィシャルサイトに他重要な項目もかなりの頻度でアップされておりますので、ご確認ください。
https://developers.google.com/search/help/office-hours/2024/june
リビジョン株式会社では、Webサイトの成長を得意としておりますので、ご不明な点等ありましたらお気軽にご相談ください。
※注意:SEO関連は営業電話など行う事はありませんので、営業電話がかかってくる場合は情報を知らない。と判断してもいいかと思います。
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