BASEとInstagramを連携できていますか?「Instagram販売 App」連携方法のおさらい

2025年4月30日

ネットショップ作成サービスの「BASE」では、ネットショップに登録した商品情報をInstagramのショッピング機能と連携できる「Instagram販売 App」を提供していることはユーザーでは把握している企業・個人は多いかと。

期間限定販売だと、方法すら失念してしまうので、まずはおさらいもかね「Instagram販売 App」とInstagramのショッピング機能の概要をご紹介。


そもそもInstagramのショッピング機能とは? 


Instagramのショッピング機能は、Instagramの投稿に商品情報のタグが付けられる無料の機能。
1つの投稿に最大5つの商品、複数枚投稿には商品リンクのタグを20個まで付けられます。
※規約が頻繁に変わるのでInstagram側のオフィシャルも確認ください。

商品タグをタップすると、投稿で紹介されている商品が表示される仕組みです。
そこから商品詳細ページに遷移すると、商品写真や商品名、価格とともに、商品販売ページに繊維できる[ウェブサイトで見る]ボタンが表示されます。

Instagramのユーザーが、投稿を見て気になった商品をすぐに購入できるため、売上アップに役立ちます。

また、プロフィール画面の[ショップ]ボタンや、フィード投稿の[ショップを見る]をタップすると、販売中の商品が一覧表示されるという機能も。価格ごとや、おすすめ商品などのカテゴリごとに分類することもできるため、Instagram上でショップの商品をチェックしてもらえます。


BASEの「Instagram販売App」でできること

BASEの「Instagram販売 App」をインストールすると、Instagramのショッピング機能で次のようなことができます。

それぞれ紹介します。

BASEに登録した商品情報をカタログに自動で反映

BASEのネットショップに登録した商品情報が、Instagramショッピング機能に載せる商品をまとめた「カタログ」に自動で反映されます。

BASEの管理画面上で変更した内容はカタログにも反映されるため、セール時の価格変更や写真の追加などの作業も、BASEの管理画面のみで完結するのが強みです。

InstagramからBASEの商品ページへのリンクを設置

Instagramショッピング機能では、商品情報に購入ページへのリンクボタンを設置できます。

Instagramでリンクを設置できる箇所は、プロフィール画面とストーリーズ、ショッピング機能の3種類のみです。フィードに直接リンクを貼る機能はないため、フィードから商品ページへの導線を作るために、ショッピング機能を活用します。

Instagramショッピング機能のカタログには、商品写真や価格とともにBASEの商品ページへのリンクが登録されるため、ネットショップへの集客に活かせる形になりますね。


BASEの「Instagram販売 App」を活用するメリット・デメリット

BASEの「Instagram販売 App」を利用して、Instagramショッピングを導入するメリットとデメリットを紹介します。

【メリット】Instagramショッピング機能の手間を減らせる

Instagramショッピング機能を利用するには通常、商品情報を1点ずつ登録したり、セールの際は1点ずつ価格を変更したり、面倒な作業が必要になります。

また、ネットショップ上で在庫がなくなった商品の情報をそのままにしていると、クレームの原因にもなりかねません。

BASEの「Instagram販売 App」を利用すれば、BASEの商品情報が自動で反映されます。そのため、ネットショップにくわえてInstagramショッピングのためにもカタログを編集する、という二度手間がありません。

商品情報を管理する手間を減らせるのが、「Instagram販売 App」のメリットです。


【メリット】「Instagram広告App」との併用で広告配信もかんたん

BASEにはInstagramで商品のカルーセル広告を配信できる「Instagram広告App」という機能もあります。

はじめてでもかんたんに効果的な広告配信ができる仕組みになっていて、広告には「Instagram販売 App」で連携した商品情報をタグ付けすることも可能です。

広告の閲覧数やクリック数などもグラフで確認できるので、効果を視覚的に把握できます。


【デメリット】投稿を多くのユーザーに届けるための施策は必要

Instagram販売 App」を利用するだけで、ショップの売上が自動的に伸びるわけではありません。

Instagramのアルゴリズムを理解して、リーチ数やホーム率のアップにつなげるための取り組みをコツコツとおこなうことで、商品タグがついた投稿を多くの人に見てもらえるようになります。


Instagramのショッピング機能を利用する条件

これからInstagramのショッピング機能を導入する場合、まずは自分のアカウントがショッピング機能の利用条件を満たしているか確認しましょう。

ショッピング機能を利用するには、以下の要件を満たしている必要があります。

※参考:Instagramショッピングの要件


1. Instagramアカウントのプロフィールやフォロワー数

Instagramショッピング機能を導入するには、個人アカウントからプロアカウントに切り替える必要があります。

プロアカウントへの切り替えはプロフィール画面から[プロフィールを編集]>[プロアカウントに切り替える]操作にて可能です。待ち時間や料金は発生しませんので、ご安心ください。

また、Instagramショッピング機能を利用できるか審査を受ける際に、プロフィール画像・自己紹介文(ウェブサイトもふくむ)・カテゴリも判断材料となります。そのため、個人のアカウントではなく、ショップの情報を反映したアカウントを作成しましょう。

プロフィール画像はショップのロゴ入り、ウェブサイトにはショップURLの設定をおすすめいたします。また、事前に3件以上の投稿が必要です(かならずしも、商品に関する投稿である必要はありません)。

さらに、一定数以上のフォロワー数が必要となります

必要なフォロワー数は公開されていませんが、フォロワー1,000人未満のアカウントもショップ機能を導入できているケースもありますので、まずは申請してみるといいでしょう。


2. FacebookアカウントおよびショップのFacebookページ

Instagramとの連携に必要です。Facebookアカウントはビジネス用に新規で作成してください。ビジネス用のアカウントを作成するには、実際に利用されている個人アカウントが必要
個人の投稿や友達の数が少ない状態で利用するとすぐにアカウントの利用が停止されますので、注意しましょう。

また、連携したあとに今回使用するFacebookアカウントを削除してはいけません。連携の解除や設定変更などの処理ができなくなるためです。

Facebookページの作成方法はこちらをご参照ください。


3.「BASE」アカウントと、Facebookのポリシーに準拠した商品の公開

ショップの公開、および公開している商品が一つ以上必要です。

また、ショップで取り扱う商品が、Facebookのコマース製品販売者契約コマースポリシーで禁止や制限されていないかも確認しましょう。

Facebookコマースポリシーで禁止、およびInstagram商品投稿で禁止されている商品(ex. お酒・たばこ・サービスなどの無形商品)は、Facebookのポリシーにより表示できません。

また、BASEで公開された商品のうち、以下は連携できませんのでご注意ください。

なお、商品の在庫がなければ連携できないため、在庫があるかどうかもご確認ください。問題がなければ、設定を開始する前に以下をご準備ください。

他にも様々な制約・規約があり、SNSの時間に割いて売上があがるか?単純にWebを更新してシェアしてもらうか?など戦略があるため、自社の方向性が決まっていない場合は今回の流れを見て、自社では相性が悪いな。時間が取られすぎる。といった場合は自社サイトの更新とBASEの商品登録=Googleショッピングに掲載された方が、即時性はありませんが、確実性は高い状態となります。

Instagramからの直接的な売上が7割や6割ですと、依存状態なので規約変更した際に、かなりのダメージになるので、1ツールではなく幅広く集客を出来る「窓口」は保有しておくと規約変更でもリスク分散できます。


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