2023年10月4日
逆もしかりですが、どうしても規模やランニングコストの面でスケールダウン、スケールアップしなければならない転換点がECサイトにはやってきます。
一つはクレジット決済の損益分岐点もそうですが、ECサイトを運営する中でも、事業規模の拡大や方向性の変更で、EC-CUBEやmake shop、カラーミーショップといったECプラットフォームサービスからShopifyへの移行を検討することがあります。
移行はどのプラットフォームも大変な理由としては、『全てのフォーマットが同じではない。』という部分や『会員へのアナウンス、ダウンタイム』など様々な準備期間でコストと検討時間が非常にかかります。
これらの悩みが、この記事により多少解消されてどのような順序や方法でShopifyへの移行ができるのかの検討材料となると幸いです。
これは一番重労働に見えますが、規模によっては一番早くできるケースもあります。ただ、現状では他の方法もあるため、あまりおすすめできない方法です。
どのシステムでもそうですが、専用ツールがあると安心できますね。
最もスムーズにかつ作業ミスがなく移行できる方法。大量のデータ移行に対応できるだけでなく、カスタマーサポートも充実しているため、安心してデータ移行が行えます。
ただし、独自にカスタマイズしてしまっているものは要注意が必要です。
こちらも手作業になるため作業コストの増加と作業ミスの可能性が出てる可能性はあります。
また、転送可能な内容も顧客情報と商品情報のみになってしまいます。ECサイトができたばかりで移行データが少ない場合は、スムーズに出来ますが、事業が大きくなっている場合はデータ超過など含め、お勧めできません。
ECサイトの移行で引き継げるデータは一般的に以下の4つとなります。
引継ぎ可能なデータ
上記4つはECサイトが保持する大半の情報、ユーザーの二重入力の手間を省くため、これらを引き継ぐことができれば、移行はほぼ完了となりますね。
上記に当てはまらない細かい情報は、移行先で再度設定する必要があるので注意してください。
具体的には以下のようなものです。
引き継ぎができない(再設定の必要がある)データ
移行ができないものは再設定の必要があるため、移行をする前にメール、Webの通知欄などで固定表示し、サイトリニューアルの告知やパスワード再設定の必要があることはユーザーへは必ず通知をしておきましょう。
既存ECの内容にもよりますが、一般的には以下のような項目になります。
①事前のチェックを行う(合致しないもの、確実に無理な構成で出来ているなど)
②ストア情報やデータをShopifyへ移行(チェック)
③問題なくデータが移行されたか確認(デバッグ)
④移行後のサイトのデザインを調整(チェック)
⑤ドメインの設定をする(DNS含めチェック)
⑥配送を設定する
⑦税金の設定をする
⑧決済サービスを設定する
⑨テスト注文を行う
他ECサイトからShopifyへの移行する方法を一部ご案内致しました。
Shopifyは世界シェアトップのECプラットフォームサービスであり、機能面・カスタマーサポートも充実しているため、移行によるメリットは沢山あります。しかし、移行はトラブルリスクの発生やお客様への説明の必要もあります。移行を検討する場合はそれらのメリット・デメリットを踏まえた上での判断をしましょう。その上でShopifyの移行を行う場合はこちらの内容を参考にしていただけると幸いです。
弊社ではShopifyや他ECサイトへの移行も対応しておりますので、お悩みの際はお気軽にフォームよりご連絡ください
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