2026年5月8日
※グラウンディング(Grounding)とは、AIが回答を出力する際、信頼できる外部データ(最新の検索結果、社内ドキュメントなど)を根拠として利用し、事実に基づいた内容を回答させる技術
Bingチームは従来の検索インデックスとグラウンディング・インデックスは同じ基盤を共有しているものの、その目的は異なるとアナウンス。
マイクロソフトは、測定要件が異なる複数のカテゴリーを特定。
事実の正確性について、Bingチームは、従来の検索ではユーザーがリンクをクリックして内容を確認できるため、ある程度の順位付けの不一致は許容範囲内であると指摘。
関連性については、コンテンツを検索可能な単位に分割するプロセスが「いかなるランキングシグナルにも現れない形でページの内容を歪める可能性がある」と。
Bingチームは、従来の検索においては情報源の明示が「役立つ」ものであるのに対し、グラウンディングにおいては「中核的なシグナル」であると述べています。
また、インデックスに登録されたすべてのコンテンツが、AIによる回答の根拠として同等に重要であるわけではないとも付け加えています。
マイクロソフトは、回答を控えることを「棄権(Abstention)」と呼んでいる。グラウンディングシステムにとって、これは支持する根拠が欠如している、古くなっている、あるいは矛盾している場合に、妥当な結果となる。従来の検索では、人間が評価するための選択肢を提示するだけであるため、このような判断を下す必要はないという事になりますね。AIモードでよくある事はマイクロソフトは出さないと。
もう1つの違いは、反復的な検索プロセス。
従来の検索は通常、クエリを入力すると順位付けされた結果が返ってくるという単一のやり取りです。一方、グラウンディングシステムでは、追問を行い、中間結果に基づいて検索を絞り込み、複数の情報源からの証拠を統合する場合が必要によってはあるとアナウンス。
2月、マイクロソフトはBing Webmaster Toolsに「AIパフォーマンスダッシュボード」を導入し、AI生成回答に関するページ単位の引用データをサイトに初めて提供しました。もう皆様お忘れかと思いますが・・・
3月にBingウェブマスターガイドラインを改訂し、生成エンジン最適化を正式な最適化カテゴリとして追加するとともに、同月にダッシュボードにクエリとページの関連付け(グラウンディング)機能を追加。
4月のSEO Weekでは、「引用シェア」やクエリ意図のラベル表示など、ダッシュボード向けの4つの新機能をプレビューと怒涛のアップデートを行っています。
このフレームワークは、マイクロソフトがAIによる回答生成において、自社のシステムがインデックスから何を必要としているかを明確にしている。
マイクロソフトは、グラウンディング(実世界との関連付け)は検索と同様のクロール、品質、ウェブ理解に依存すると述べていますが、グラウンディングされた回答には、正確で、最新であり、出典が明確で、一貫性のある証拠が必要とも。
古くなった事実、信頼性の低い情報源、矛盾した情報は、コンテンツが回答として使用される際にリスクをもたらす事もアナウンス。
SNSのアルゴリズムとは逆の側面も気づきますね。
SEO Weekでプレビューされた「Citation Share」と「intent-label」機能が正式にリリースされれば、測定の優先順位が実際のパブリッシャーのデータに反映されているかどうかを検証する一助に。
とにかく長いですね。マイクロソフトの公式ブログも全文英文ですが、検索もAIも1つで判断すると事業、そして人間にもデメリットが生じるケースもありますので、是非ご確認ください。
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