2022年5月10日
リニューアルや部分的改修依頼のご相談を頂く際、調査費を頂いて確認すると、どうしてこんなに大量のプラグインを!?というケースが多々あります。
もちろん内製で制作していない場合や予算が少ない。適当に検索したものをインストールしてしまったなどなど、様々な事情があるとは言え、プラグインの数は10個以内に収める事が出来れば制作会社も引継ぎが容易になる事やスポットでの改修依頼であってもとてもスムーズに作業を進める事ができます。
今回は一般的に定番になっている『おすすめプラグイン x選!』パターンでご紹介。
『WordPressを高速表示する』プラグインとしてインストール数も多く、キャッシュ系のプラグインの中でも人気でプラグインインストールしているサイトもいるかと思います。
「キャッシュ」とは、動的に生成されるページをあらかじめ静的ページで用意しておく事で、動的に生成するよりも静的ページで用意しておいた方が表示が早い、という性質を利用して『サイトを高速化』するわけです。
ですが、その仕組みは非常に複雑で、エラーや不具合の報告が後を絶ちません。他のプラグインとの干渉もしばしば。
サーバーのスペックによっては「逆に遅くなる」ケースも見受けられます。
これは『wp super cache』に限らず、すべてのキャッシュ系のプラグインに言えることですが、結論としては「無理して使わない方がいい」という結論です。
Breadcrumb NavXTはなぜかかなり使われているプラグイン。
コードを書くにしてもそれほど難しくないので、こちらも卒業していきましょう。
『プラグイン無し。コード追加のみでパンくずリストを実装する方法。』もご参照ください。
「Google Analytics」は自動ですべてのページを解析してくれるプラグインです。設定は設定画面で「Google Analytics」のアカウントIDを入れる程度の設定なので非常に楽。
WordPressのテーマファイルのheader.php内に必要なコードを記述すれば済むだけなのにプラグインを増やしてしまう便利だけど邪魔なプラグイン。
公式からも既に配布はされておらず、開発者のリンク先ページもクローズしてしまっているプラグインはできれば無効にしてアンインストールしましょう。
人気のある記事を表示させるためのプラグイン。これも使用中の方はブログやオウンドメディアで見かけます。
1日、1週間、1ケ月、全期間の人気記事が表示できるのでわかりやすい事もあり、定番となっています。
これもプラグインなしで人気記事を表示する方法を今後アナウンスいたしますので参考にして頂ければと思います。
大人気SEO系プラグインのAll in One SEO Pack
有効インストール数の数もなんと300万サイト以上に設置されています。
ではなぜ卒業した方がいいのか。という点、脆弱性頻度が高い、かつかなり危険度の高い脆弱性が頻発してしまった事で、とても素晴らしいプラグインですが日本の制作会社からは触れたくないプラグインの一つになってしまいました。
PHPでも同じ表現をしたい場合は作れない事はないので、作るか別のプラグイン推奨
ホームページ立ち上げ時にWordPressの人気プラグインを適当に入れて作っていけば大丈夫だろう。ともし思った時にこの記事を思い出して検討頂けるとありがたいです。
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