2016年6月7日
Instagram広告が話題となっています。
2015年10月から日本にも導入され、低予算から始められるSNS広告として注目を集めています。
Instagram広告とは何か、どんなことができるのか?
そもそもSNS広告は意味があるのか?という部分を知りたい方が多いと思います。
Instagram広告でどのようなことができるのかという基本的な事、Facebook広告との特徴の違いを少しだけご紹介いたします。
Instagram広告とはユーザーがフォローしているアカウントと同じように、Instagramのフィードに画像・動画で掲載される広告です。
Webサイトやポータルサイトでも一般的に浸透しているものと認識して頂くとわかりやすいかと。
たとえば様々な企業はInstagramに企業用のアカウントを開設、フォローしてくれたユーザーに対してブランディング訴求していくというのが一般的でしたが、2015年10月より、セルフサーブ型(自社で予算設定や配信期間を調整できる広告の広告)としてInstagram広告の利用がスタートしました。
最低出稿額が500万円かかったのですが、運用型広告に変わった事によって、下限としては1日500円×30日で月1万5千円ほどで出稿可能となった事で利用企業が大幅に増加。
参考:広告主様向けヘルプセンター|Facebook for Business
Instagramではハッシュタグという独自の文化が作り出されました。投稿に関連する複数のワードにハッシュタグを付けて投稿。Instagramでは、キーワードで投稿を検索する機能がない状態のため、ハッシュタグが独自のURLとなりそれらをまとめてくれる重要な機能になっています。
つまり、ハッシュタグをいかに使いこなすかによって、自社の商品・サービスをユーザーに認知させる事ができるかのポイントになりますね。
ユーザー同士が同じハッシュタグによって共通の趣味や状況を共有し、共感を促すための重要な手段となるため、写真や動画に添えるテキスト文と同時に考えることが必要です。
InstagramはFacebookに買収されている子会社ですので、Instagram広告はFacebookやInstagramのユーザーデータを用いて、細かなターゲット設定が可能になっています。
例えば、「東京在住の18-25歳女性」のようなターゲット設定ができるので、消費者に身近な商品・サービスを提供する企業、特にビジュアルマーケティングに力を入れている業種の場合は相性が非常にいいと考えられます。
逆に商品が消費者の生活にとって身近でない商品、商材は、相性が良いとは言えません。
ターゲティングについての説明はこちら:オーディエンスのターゲット設定オプション | facebook business
【ユーザーと相性が比較的良いケース】
・スモールビジネス
・一般消費者向け製品を販売するブランド
【ユーザーと相性が比較的悪いケース】
・BtoBビジネスの形態を取る企業(特に若年層向けではないものやビジュアルが劣るもの)
・商品が消費者の生活にとって身近でないもの(ソフトウェア等)
Instagram広告には以下3つの広告形態があります。
1.写真広告
2.動画広告
3.カルーセル広告
1の写真広告はその名の通り、写真投稿の形式で配信される広告メニュー
2の動画広告もそのなの通り、動画投稿の形式で配信される広告メニュー
広告アイコンとCTAボタンについては写真広告と同じ場所に
3のカルーセル広告は、1つの投稿に2~5個の画像や動画を表示できる広告メニューです。
カルーセル形式を使えば、自分が販売している製品や自分が所有するアプリを紹介したり、特定の製品やパッケージ、アプリの詳細を提示したり、連続するカルーセルカードを入れてストーリーを展開させたり、1つの長い画像を表示したりすることができます。
Instagram広告は従来、イメージ写真を利用したブランディング訴求のイメージが強かったですが、アクションボタンの設置によりユーザーのアクションを引き出せるようになった事により、CtoC向けのアプリだったがBtoCにもCtoCにも強いSNSとなった理由の一つかもしれません。
他広告とほぼ同じ広告の種類なので、Web広告などを利用されている方はご存知かとおもいますが、課金方法は以下。
CPM
Cost Per Mill(1,000インプレッション単価)では、広告が1,000回表示された段階で課金
CPC
Cost Per Click(クリック単価)では、広告のCTAボタンがクリックされた段階で課金
CPI
Cost Per Install(インストール単価)では、アプリ広告の場合に適用され、広告経由でアプリがインストールされるごとに課金
ちなみに対消費者がスマホ、かつビジュアルのみで判断してしまいそうなユーザー層をかかえる企業(商材)の場合は、ストーリーを伝えるための工夫として、様々なクリエイティブを用意しなければならない事も重要です。
広告を出稿する方法を簡単にまとめていますので是非この機会にInstagram広告をご検討されている企業さまはご確認ください。
【1・事前準備】
・Facebookページを用意する
・Instagramアカウントを取得する
【2・広告出稿方法】
・InstagramアカウントとFacebookのアカウントをリンクする
・広告マネージャー/パワーエディタのどちらかでInstagram広告を作成する
それぞれのやり方については以下。
広告マネージャーの場合
①Instagramアカウントあり:ビジネスマネージャに追加するか、ページ設定から追加
Instagramアカウントなし:FacebookページをInstagram広告の発信元として使用可
②広告作成に移動
③Instagramに対応している広告の目的を選択
④ [次へ]をクリックし、広告のターゲット設定、予算、掲載期間、素材など広告の詳細を入力
⑤注文を確定する前に、広告作成の[広告プレビュー]セクションで[Instagram]の隣がチェックされていることを確認
⑥チェックされていれば、Instagramで広告が表示される
パワーエディタの場合
ステップ1
広告のキャペーンを作成する
①パワーエディタに移動して、ページ上部にある[広告を管理]タブをクリック
②ページ左側の をクリックして、[キャンペーンを作成]をクリック
③[キャンペーン名]を入力し、[購入タイプ]で[オークション]を選択し、Instagram広告に対応している広告の目的を選択
ステップ2
広告の広告セットを作成する
①ページ上部の [広告を管理]タブをクリック
②ページ左側の をクリックして、[広告セットを作成]] をクリック
③[広告セットを作成]ページで、既存のキャンペーンを使用するか、新しいキャンペーンを作成するかを選択
④広告セット名を入力し、[作成]をクリック
⑤ページの右側で新しい広告セットを選択し、[ 編集]をクリックして、予算、スケジュール、ターゲット層、配置(広告の掲載場所)、価格などの詳細を設定
この広告セットに含めた広告をInstagramで掲載するには、[配置]セクションで[Instagram]を選択する
ステップ3
広告を作成する
①ページ上部の[広告の管理]タブをクリック
②ページ左側の をクリックして、[広告を作成]をクリックします。
③[広告を作成]ページで、既存のキャンペーンを使用するか、新しいキャンペーンを作成するかを選択
④広告名を入力し、[作成]をクリック
⑤素材を含む、広告の詳細をすべて入力
⑥緑色の[変更を確認]ボタンをクリックして変更を公開
SNSは流行り廃りの早いツールですので、考えてる時間があるならまずはやってみる。というのが一般的な考えですので他SNS同様、まずは少額でもテストマーケティングと思い利用してみる事が次の結果、次の戦略を練る材料となる事は間違いないので是非難しく考えず利用してみる事をおすすめします。
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